保険を使った老後資金のための商品と言うと、生命保険会社の個人年金会社を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、損保会社の年金商品と言うのが存在しないわけではありません。年金払積立傷害保険と言う商品です。
この商品は名前からわかるように、傷害保険に積立貯蓄の機能がついた商品です。保険期間が終了するまでの間、傷害による死亡や後遺障害が補償されます。それとは別に、保険期間の途中(給付金支払開始日以降)から毎年年金として給付金が支払われます。
損保会社には年金保険が無いので、傷害保険にくっつけて無理やり作ったと言う感じがしないわけでもありませんね。まあ、こんな商品です。
ちなみに、保険金の受け取りは、有期型と保障期間付有期型の2つがあります。保障期間付有期型というのは、受け取り期間と保証期間がついている保険です。保証期間と言うのは、被保険者の生死にかかわらず支払われる期間と言う意味です。そして、受取期間というのは、被保険者が生存している場合に限り年金が支払われます。
例えば、受取期間が20年で保証期間が15年だったとします。この場合は、被保険者の生死にかかわらず15年は年金が貰えます。そして次の5年間は、被保険者が生存している場合に限り保険金が受け取れます。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
関連した記事を読む
- 個人年金保険はどのあたりが保険なのか?
- 養老保険は老後の準備に使えます| ただ、デメリットが多いのも事実です
- 専業主婦は年金の保険料が免除されるの?
- 何歳から何歳まで年金の保険料(掛け金)を払うの?
- 付加年金を利用しよう| 国民年金増やす簡単な方法です