確定拠出年金に入る人は今後増えると予想されます

前のページで書いたように、確定拠出年金に入っている人はかなり増えています。数字で言うと、すでに500万人近い人が確定拠出年金に入っています。割合で言うと、正規社員の6分の1程度が確定拠出年金に入っていることになります。

ちなみに、この数字は今後も増えていくと考えられています。このページでは、その理由をみてみましょう。

確定拠出年金は企業に有利

確定拠出年金がこれから増えると思われる理由は、2つあります。そのうちの一つは、確定拠出年金を選んだ場合、企業が負う責任は小さいからです。他の企業年金と比べてという話ですね。

厚生年金基金などの企業年金を選ぶと、運用がうまく行かなかった場合、企業が補填をしないといけない可能性があります。ということは、掛け金の他に余計なコストが発生するということです。

実際、厚生年金基金の中には、かなり運用がうまくいっていないところが多いようです。というか、想定している利回りが高すぎるので、それに見合う運用が出来ないところが多いようです。こういう場合は、基金を潰してしまうか、企業が追加の拠出をするしかありません。

それに比べ、確定拠出年金は企業が追加の負担をすることはありません。積み立てる段階で決められた額を払えば、後は従業員任せで良いのです。仮に従業員が運用に失敗して半分に減らしても、企業としては知ったことじゃないということですね。

廃止される厚生年金基金が増える見通しである

確定拠出年金の加入者が増えると考えられる理由はもう一つあります。それは、いくつかの厚生年金基金がすでに解散する見通しであるということです。特例解散といって、積立金不足である基金をお取り潰しにするところがあるのです。

厚生年金基金がつぶれると、企業としては企業年金をやめるか別の企業年金に入るかの選択を迫られます。企業年金を続ける場合の選択肢が、確定拠出年金ということですね。確定拠出年金は企業の負担が大きくなり過ぎないので、これを選択する企業も多いでしょう。

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