以前は、資産運用というのは、一部の人たちが考えれば良いことでした。かなりの資産家か、ギャンブル好きだけに関係する話だと考えられていたのです。その証拠に、国民の金融資産の多くは、預貯金で運用されてきました。ちょっと運用に関心がある人でも、貯蓄型の生命保険くらいにしか手を出していなかったはずです。
無関心ではいられない時代が来たようです
しかしどうやら、私たち庶民も、資産運用に無関心ではいられない時代が来つつあるようです。無関心のままでいると、自分が損をする可能性が高い状況になっているのです。
なぜそんな状況になっていると言えるかというと、確定拠出年金という仕組を採用する企業が増えているからです。確定拠出年金はある程度自分で運用しないといけないので、資産運用の知識を知らないと自分が損をするだけになってしまうわけです。
具体的にどの程度増えているのでしょうか
さて、確定拠出年金を使っている人は、実際にはどの程度いるのでしょうか。
実は、厚生労働省が加入者数などのデータを発表しています。それによると、2014年5月現在に確定拠出年金の制度に入っている人は、約500万人いるようです。もう少し正確に書くと、確定拠出年金の企業型に入っている人が約497万1000人程度いるようです。
日本の正規社員の人口が3,000万人程度でしょうか。ということは、サラリーマンの6人に1人くらいの割合で確定拠出年金で運用していることになるわけです。
この数がこれから増えていくことを考えると、誰も資産運用とは無関係ではいられないと思うわけです。入る会社によっては、否応無く確定拠出年金と付き合わないといけないわけですからね。
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