積立をするための商品は、一つではありません。色々な商品が存在します。
そして、色々な商品が存在するということは、有利不利も当然あります。中には手数料が高く、はっきり言ってもったいないと思えるものもあるのです。
しかし、どんな筋の悪い商品を使っても、何もしないのに比べれば多分マシでしょう。老後のお金を準備するには、ある程度コツコツと貯めていく必要があるからです。
例え多少不利な積み立て商品だったとしても、何もしないよりは余程良いはずなのです。少なくともお金は貯まりますから。
メガバンクの定期積金は不利な商品だが
例えば、銀行の積み立て商品に定期積金という商品があります。毎月一定額を、定期預金として積み立てる商品です。金利は、毎月の積み立てるタイミングの金利が適用されます。
この定期積金は、金利も安く積み立て商品としての魅力はほとんどありません。特に、メガバンクのものだとかなり金利が低く設定されています。ほとんど利息なんて期待が出来ないのです。
魅力をあえて探すとしても、銀行がつぶれても元本1,000万円とその利息が保護されるという程度しか見つかりません。本当に良いところが無い商品です。
他の商品で利用価値が高いものがある以上、定期積金なんて絶対に人に勧めたりしません。そんな金融商品だと考えて良いと思います。
何もしないよりはマシ
ただそれでも、老後の準備を何もしないことに比べたら、はるかにましなのは間違いないでしょう。定期積金のような不利な商品でも、貯蓄をしない人に比べたら一歩も二歩もリードしていることになります。
何もしなかったら、1円もたまりませんからね。
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