今や医療保険は生命保険会社の主力商品になっているようです。
医療保険というのは、入院したときにお金が出るタイプの保険ですね。
そして、入院保険と言うと、終身タイプが人気なのだそうです。
終身タイプというのは、死ぬまで保障があるということです。
当然ですが、死ぬまで保障が続くと言う事は、保険料は高くなります。
ということは、医療保険に入る人は、高い保険料を払って終身の保障を手に入れているということです。
でも、ここで疑問が。
医療保険って、終身である必要があるのでしょうか?
個人的には終身タイプの医療保険に対して、かなり懐疑的に考えています。
具体的には、つぎの3つの疑問をもっています。
・現役を引退した世帯に医療保険は必要か?
・後期高齢者に医療保険は必要か?
・インフレを考えたときに医療保険でいいのか?
医療保険に入るなら終身はやめよう
上記の3点を考えると、終身型の医療保険に入るのは、あまり良い選択とは言えません。
もし医療保険にはいるのなら、60歳まで保障があれば十分でしょう。
それでは、定年退職後の医療費はどうするかというと、基本的には貯蓄をしてお金を貯めるのが現実的でしょう。
そして、インフレに備える為に、一部を株式か株式に投資する投資信託で運用するのです。
医療保険で終身型をやめれば多少保険料が安くなります。
その分のお金は貯蓄にまわしたいものです。
自由になるお金は貴重
実は、保険を減らし貯蓄や投資にまわすのは、大変に意味のある行為です。
なぜなら、貯蓄や投資をしているお金は、基本的に自由に使えるからです。
一方、保険の場合は、使い道が完全に限られてしまいます。
医療保険の場合は、入院しない限り、基本的には何ももらえないわけです。
将来で心配なのは医療費だけではありませんよね。
ですから、医療費に縛られないお金を持つと言う事は非常に大事な事なのです。
さらに言うと、医療保険に入っても通院の場合は保険金がでません。
つまり、医療保険に入っていても医療費すらまかなえない事があるのです。
この意味でも、現金化しやすい預金や投資信託、株式の形で運用するのはとても大事な事なのです。
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タグ: 保険料, 医療保険, 投資信託, 株式, 生命保険, 終身