老後のお金を準備するといっても、さまざまな方法が考えられます。
例えば、個人年金保険などという、文字通り「年金用ですよ」という商品があります。
同じく生命保険の商品だと、変額年金保険というのもあります。
生保以外の商品では、積立機能が付いた投資信託なども老後資金を貯めるのに便利です。
特に、ネット証券での投資信託の積立は1,000円単位から投資が可能です。
この機能を使えば、少ない予算でも複数の投資信託に分散投資が出来ます。
同じく証券会社を使ったものでは、株式るいとうもあります。
これは、株式の積立が出来る商品です。
あと、定番ですが、銀行の定期預金の積立も忘れてはいけません。
リスクを取るなんて真っ平ごめんだという人は、こういう商品を利用するでしょう。
このように、老後資金をためる方法には、さまざまなものが存在します。
あるていど興味を持って勉強している人でも、何を選んでいいか難しいと感じるはずです。
確定拠出年金が一番いいと思う
数ある貯蓄商品の中で、個人的に一番おすすめするのは、確定拠出年金です。
老後資金を貯めるには、これがベストでしょう。
確定拠出年金は投資信託や定期預金の積立に似た金融商品です。
毎月一定額を積立てる商品なので、確実にお金を貯める事が出来ます。
そして、積立てたお金はリスクを取って運用する事も出来ますし、リスクのない安全な商品で持つ事も出来ます。
これは、投資信託と定期預金の両方で運用するのと大体同じ事だと考えていいでしょう。
このように書くと、投資信託と定期預金の積立を併用すれば同じ事のように思えるでしょう。
しかし、実は、確定拠出年金には更なるメリットがあるのです。
そのメリットのために、投資信託や定期預金の積立よりも圧倒的に優れていると言えます。
確定拠出年金のメリット
確定拠出年金が投資信託や定期預金の積立よりも優れている点は、税制上の優遇措置があるという点です。
確定拠出年金に対する税の優遇措置は、一つではありません。
実は、さまざまな点で優遇されています。
その中でも最もメリットが大きいのは、掛け金が全額控除の対象になると言う事でしょう。
控除の対象になると言われてピンと来ない人は、次のように考えてください。
私たちが収める所得税や住民税は、1年間の所得を元に計算されます。
当然、所得が大きいほうが、収める税金も多くなります。
しかし、確定拠出年金に入っていると、掛け金を払った分は所得が少ないとして税金の計算がされるのです。
つまり、税金が安くなります。
例えば、毎月2万円積立てているとします。
そうすると、年間の掛け金は24万円になります。
この24万円分は所得が少ないとして、税金が計算されるのです。
所得税の税率は最低でも10%です。
ですから、普通に税金を払っている人なら、所得税だけでその10%の2万4,000円は税金が安くなる事になります。
もちろん、このほかに住民税も安くなります。
さらに、高額所得者なら税率が高いので、節税の額はさらに大きくなります。
有利な制度ですからぜひご検討を
このように、確定拠出年金は大変有利な制度です。
これから老後資金を準備しようと言う人は、ぜひ検討してみてください。
その価値は十分にあるはずです。
ちなみに、確定拠出年金は一部の銀行、生命保険会社、証券会社などで取り扱いがあります。
個人的には、SBI証券をおすすめしています。
その理由は、取り扱うファンドの数が多く、手数料も安いからです。
長期で運用する確定拠出年金では、この2つは大きく影響します。
まあ、興味があったら資料請求だけでもなさってみてはいかがでしょうか。
投資信託とか生命保険よりは確実に有利ですよ。
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タグ: SBI証券, るいとう, 個人年金保険, 投資信託, 確定拠出年金, 積立
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