医療保険を終身型にすると、保障は数十年単位になる事も珍しくありません。
そして、それだけ長期になると、インフレの問題も考慮する必要がでてきます。
というのも、医療保険の入院に対する保険金は、契約時点からずっと変わらないのです。
仮に物価が上昇しても、保険金の額自体が増える事はありません。
つまり、医療保険はインフレに弱いと考えられるのです。
この点を少し具体的に考えて見ましょう。
医療保険を終身型にすると、保障は数十年単位になる事も珍しくありません。
そして、それだけ長期になると、インフレの問題も考慮する必要がでてきます。
というのも、医療保険の入院に対する保険金は、契約時点からずっと変わらないのです。
仮に物価が上昇しても、保険金の額自体が増える事はありません。
つまり、医療保険はインフレに弱いと考えられるのです。
この点を少し具体的に考えて見ましょう。
「現役を引退した世帯に医療保険は必要か?」で、定年退職後は医療保険が要らないのではないかという事を指摘しました。
所得補償的な意味合いの強い医療保険は、退職した世帯には無くてもいいと思うのです。
このページでは、さらに年齢が上がって75歳を過ぎた場合を考えましょう。
こういう人たちの場合、医療保険の必要性はさらに小さくなります。
なぜかと言うと、75歳を過ぎると全ての人に後期高齢者医療制度が適応されます。
そして、後期高齢者医療制度での高齢者の医療負担は1割です。
つまり、現役世帯に比べて、医療費の負担自体は小さくなる可能性が高いのです。
もちろん、年齢が上がると病気になる可能性は高いので、マイナス要素が無いわけではありませんけどね。
医療保険の保障は死ぬまで必要なのか言う問題の補足です。
まず、世間の認識を疑ってみましょう。
多くの人が、医療保険のことを次のようなものだと考えているようです。
医療保険は入院したときの医療費に備える保険
今や医療保険は生命保険会社の主力商品になっているようです。
医療保険というのは、入院したときにお金が出るタイプの保険ですね。
そして、入院保険と言うと、終身タイプが人気なのだそうです。
終身タイプというのは、死ぬまで保障があるということです。
当然ですが、死ぬまで保障が続くと言う事は、保険料は高くなります。
ということは、医療保険に入る人は、高い保険料を払って終身の保障を手に入れているということです。
でも、ここで疑問が。
医療保険って、終身である必要があるのでしょうか?
老後のお金を準備するといっても、さまざまな方法が考えられます。
例えば、個人年金保険などという、文字通り「年金用ですよ」という商品があります。
同じく生命保険の商品だと、変額年金保険というのもあります。
生保以外の商品では、積立機能が付いた投資信託なども老後資金を貯めるのに便利です。
特に、ネット証券での投資信託の積立は1,000円単位から投資が可能です。
この機能を使えば、少ない予算でも複数の投資信託に分散投資が出来ます。
同じく証券会社を使ったものでは、株式るいとうもあります。
これは、株式の積立が出来る商品です。
老後資金の準備は長期間かけて行わないといけません。
仮に40歳からはじめたとしましょう。
60代で引退するとすれば、準備を20年数年かけて行うことになります。
また、いざ老後の生活に入った後は、その資金を数十年にわたって少しずつ使っていかないといけません。
現在の平均寿命を考えれば、この期間もかなり長くなると考えたほうが自然でしょう。
65歳から老後生活を始めると仮定して、90歳まで生きれば、25年もあります。
これだけ長期間にわたって考えないといけないお金は、おそらく年金だけでしょう。
そして、長期間であるがゆえに、特別に考えないといけないことがあります。
老後の問題を考えるときに、先ず気になるのが、「年金はいくらもらえるのだろう?」という点です。
テレビなどでは年金問題はかなり大げさに伝えています。
そういうのを見ると、いくらもらえるのか不安になる人も多いでしょう。
「年金はまったくもらえない」と思い込んでいる人も少なくないようです。
実際問題としては、年金がまったくもらえなくなる可能性は高くありません。
正直に言って、テレビなどでの取り上げ方は、いたずらに不安を煽っているだけにしか見えません。
しかしながら、年金だけで十分な生活が出来るかというと、それも不可能です。
現在の仕組みを維持するのなら、年金の受給金額を減らすとか、年金を受取る年齢を上げるといった事は避けられません。
まあ、「ある程度の部分はまかなえるけど、それだけじゃ足りないよ」というのが正解に近いところでしょう。
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